車検を通す前に何点か点検のポイントを書いておきます。
1.油漏れがないこと。
自動車の下側は細かく点検されます。なので油漏れがある場合、必ず修理しておかなければ、通りません。ほとんどの油漏れの修理はすぐになおらないものがほとんどなので、もし車検が近ずいていて、油漏れがある場合、できるだけ早く修理しておいたほうが良いでしょう。
2.タイヤの磨耗、減り
タイヤの磨耗状態も点検されます。スリップサインまで減っているものや、片減りしているもの、特に内側だけが減っているものは分かりにくいのできっちりと見ておきましょう。タイヤが車体よりも外に出ているものはもちろん通りません。
3.ガラス
飛び石などで割れているものは、もちろん通りません。ただ飛び石で補修した場合の補修跡は問題ありません。
4.ワイパー
フロントガラスにはワイパーは当然ありますが、リヤワイパーがあるのに取り外している車がありますが、これはなくても構いません。
5.ランプ類
ウインカー、ブレーキランプ、バックランプ、ヘッドライト、スモール、ナンバー表示灯、すべてのものが点灯、点滅するかを確認します。点灯、点滅していてもウインカーは黄色やオレンジ色、ブレーキランプは赤色、バックランプは白色、ヘッドライトは車検対応のものとなっています。レンズは違う色でも構いませんが、ランプ(球)は必ず指定の色をつけなければなりません。
6.スモーク(フィルム)
ガラスに貼り付けるフィルムはフロントガラス、運転席側のガラス、助手席側のガラス以外のガラスはどんな濃さのフィルムでも構いません。
運転席と助手席のガラスには70%以上の透過率のフィルムであれば貼ってもいいことになっていますが、この辺りは少しあいまいになっていると思います。70%以上のものを貼っていても通らなかったり、少し時間がかかってしまうことがありました。フィルム購入時にほとんどのものに裏側に詳しく説明がされています。購入する時にこのフィルムは車検に通るものなのかをチェックしておいたほうが、いいでしょう。もし時間がかかった時に私はしたことがないですが、その使った商品を見せたりすればスムーズに行くかもしれません。
フロントガラスは上側のみフィルムを貼ってもいいことになっています。新車の状態からそのような仕様のものもあります。範囲としては20%の範囲となっています。この場合もフロントガラス用のフィルムの商品の裏側にかかれていると思いますので、購入する時はチェックしてください。
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